東京で人気の納骨堂
収蔵可能人数 | 最大8体 |
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販売価格 | 80万円~(護持会費別) |
アクセス | 「茗荷谷駅」より徒歩1分 |
本駒込陵苑(ほんこまごめりょうえん)は、ICカード1つで気軽にお参りできる自動搬送式の納骨堂。納骨や参拝はもちろん、葬儀や法要、会食まで行える、大規模な施設です。400年以上の歴史を持つ由緒正しいお寺「十方寺」が運営・管理をしています。
最寄駅は東京メトロ南北線「本駒込駅」で、徒歩3分ほどで本駒込陵苑に到着します。また、本駒込陵苑は本郷通りに面しており、車でもアクセスしやすい好立地です。
東京メトロ南北線の「本駒込駅」は、ホームも改札もひとつ。降車位置から一番近い階段を上っていきます。
この改札を出たら右に曲がり、1番出口を目指します。
上部の標識に従ってまっすぐ進むだけ。道順がシンプルなので迷いにくいです。
1番出口の地上はこのような風景。地上に出たら右に曲がります。
駅の隣にトランクルームがあります。
帰りに駅に向かう際は、このトランクルームを目印にしましょう。
左側に見えるのは本郷通り。まっすぐ進みます。
本駒込陵苑は進行方向左側にありますので、
この交差点で、左に移動しておくのをおすすめします。
ほどなくして、左側に本駒込陵苑の看板が見えてきました。
ここを左に入れば到着です。
本駒込陵苑は、地下1階、4階建てのスタイリッシュな建物。写真に収まりきらないくらい、とにかく大きいです。
専用駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあります。スタッフの方が案内してくれますので、車での来苑にも困ることはないでしょう。
日中はすっきりとしたシンプルな外観ですが、夜になると外壁に埋め込まれた照明が点灯し、幻想的な雰囲気に様変わりします。
木材を格子状に組んでつくられた、この大きな扉(自動ドア)が入口です。
扉を開けるとシックな装いのラウンジがお出迎え。コーヒーを飲みながら読書をしたくなるような、ゆったりくつろげる空間です。待ち合わせや休憩等で利用できます。
このようにカードをかざすと受付でき、お部屋を案内されます。とてもスムーズです。
2階の礼拝堂「花鳥風月」は、ダークブラウンの縦格子で仕切られた落ち着いた雰囲気。お値段は、80万円(年間護持会費:1万2,000円)です。
本駒込陵苑最大の見どころは、一つひとつ異なる大きなモザイクタイル画が参拝室に描かれていること。フロア内の参拝室のデザインが統一されている納骨堂が多い中、本駒込陵苑のように、別々のデザインの壁画が設えられているのは非常に珍しいです。
写真は「紅葉」。ブラウンベースの内装がモザイクタイル画の鮮やかさをいっそう引き立てています。
他にも躑躅(つつじ)や桜吹雪、雪花紋、桔梗など。一つひとつ違いがあって、どれも色鮮やかで魅力的。どのエリアを選ぶか、真剣に迷ってしまいます。
参拝室は受付時にランダムに選ばれるので、気分に合わせて好きな模様の礼拝室を選ぶことはできませんが、参拝するたびに違う雰囲気の礼拝室でお参りすることができます。
通路の先には鳳凰が描かれた大きなモザイクタイル画があります。アップにするとこんなに細かいタイルが敷き詰められ、グラデーションを表現していました。
納骨もできる礼拝室、桔梗(ききょう)。
実際に見てみると分かりやすいのですが、モザイクタイル画は上面だけでなく、礼拝室の背面全体に施されています。
左側の扉が閉まっている画像を見ると、大きく張り巡らされているのが分かります。
右側に配置された液晶モニター横のボタンを押すと、扉が開きます。
納骨もできる礼拝室には、このような銀の額縁が付けられていました。
銘板は黒の御影石で、重厚感が溢れています。
お焼香しているところ。お香を落とすと煙が立ち込み、上品な香りに包まれます。
お参りするとこのような感じ。本駒込陵苑の礼拝室は横に広いので、3人ぐらいなら余裕で横並びでお参りできるほど、ゆとりたっぷりの広さです。
ちょっと腰かけられたり、荷物が置けるベンチも常設。
礼拝室の外には、休憩できるスペースも。館内には、このようなソファーがあちこちに設置されており、参拝しに来た方への配慮が感じられます。
3階の参拝室は、麻の葉をモチーフにした格子が設えられた、明るく開放感のある雰囲気。お値段は、99万円(年間護持会費:1万2,000円)です。
3階には日本の伝統文様の麻の葉がデザインされた組子欄間が配されています。「麻」には厄除けや魔除けの意味が込められているそう。礼拝室のパーテーションや壁面等、いたるところに配されていますが、くどさは全くなく、落ち着きのある雅な空間を作り上げています。
こちらも本物の金をあしらったモザイクタイル画が背面全体に張り巡らされていて、見る角度によって表情が変わり、その煌びやかな様は、ずっと見ていても飽きなさそうです。
横から見ると、背面だけでなく、内側を囲い込むように金・銀のタイルが贅沢にあしらわれているのが分かります。
車椅子が2台は入りそうなほどゆったりとした空間設計となっています。
もちろんベンチも常設。 身長153cmの私が腰かけるとこのような感じ。天井が高くて広々とした礼拝室です。
扉の右側にあるモニターは大きく、A6(はがき相当のサイズ)より少し大きいくらい。戒名や故人の写真を映し出すことができます。
3階にもゆったりとくつろげる休憩スペースが。
まるで高級ホテルにいるかのような、ラグジュアリーな空間です。
壁面には、このフロアのシンボル「飛龍」が一面に描かれていました。
一見絵画のように見えますが、よく見るとこちらもモザイクタイルで作られてます。黒と白と金の3色展開で描かれた壁画は主張しすぎず、空間の上質さを際立たせています。
窓際にも、このような休憩スペースがありました。
大人数で参拝に訪れても、みんなでここで休憩したり、談話したりできそうです。
本堂は2階まで吹き抜けとなっていて、天井にはステンドグラスが設えられています。
こちらは先代住職がデザインしたもので、浄土の光景を表現しています。
本尊には、煌びやかな装飾に囲まれた3体の阿弥陀様が安置されており、3体とも大きく迫力があります。
ステンドグラスから差し込む光と相まって、格調高い雰囲気に包まれた豪華絢爛な空間をつくりだしていました。
壁面には木の縦格子があしらわれ、天井の奥行き感を強調。まるで歴史ある大聖堂のような荘厳さです。
本堂は60名収容可能で、大規模な葬儀などを行うことが可能です。威厳と神々しさが溢れる空間の中で、故人を偲ぶことができます。
壁面の棚に、かわいい置物がありました。
本駒込陵苑を管理するご住職にすこし似ていて、心が穏やかな気持ちになります。
副本堂の前にも、法要時に利用できる休憩スペースが。 利用する人の気持ちに寄り添った空間設計だなと、つくづく感じます。
2階にある副本堂は、本堂と比べるとコンパクトなつくり。窓から太陽光が差し込み、明るく開放的な空間です。背面にある金色のパーテーションが優しく輝き、神聖な雰囲気に仕立て上げてくれます。
副本堂は30名収容可能で、法事の規模によって使い分けられるそうです。
3階にある副本堂の手前にも、このような休憩スペースがありました。
奥にある本棚には、住職がセレクトした書物が並べられるそう。法要の空き時間に読書をしながら、ゆったりできそうです。
3階の法要室は2階と同じデザインですが、金色の壁面が照明に照らされ、崇高な雰囲気を漂わせています。
礼拝室や法要施設の多さはもちろん、設備が充実している点も、900平方メートルの敷地を活用した、大規模納骨堂ならではの魅力。
60名収容できる客殿は、広々とした空間。状況に応じて壁で仕切ることもできるそうです。
左手奥の扉の先には、喫煙スペースが設置されています。
こちらも客殿。30名規模の会食をしたり、休憩室としても利用できます。
二面に大きな窓が設えられた明るい空間で、まるでナチュラルテイストのカフェのよう。窓からは本駒込周辺の景色を一望できます。
トイレは男女ともに、ホテルさながらのシックなデザイン。
多目的トイレも完備されています。
本駒込陵苑を運営・管理するのは、浄土宗の「十方寺(じゅっぽうじ)」というお寺です。十方寺の名前の由来は、浄土宗の本尊 阿弥陀如来を称える経典『阿弥陀経』から。
「十方(八方位に上下を足したもの)の諸仏が一番良い」と阿弥陀様が証明した(正覚)ことより命名されました。
元和元年(1615年)、圓誉上人が根津に建立した寺院で、寛文二年(1662年)に現住所に移転。
天保十三年(1842年)に、宮川七郎左衛門夫婦より土蔵造りの本堂と庫裡(くり)が寄進され、修繕と再建を繰り返した後、2019年1月に本駒込陵苑とともに新築されました。
ちなみに、十方寺のご住職のお住まいは、本駒込陵苑の館内にあります。
いつもご住職に見守られている場所にお骨を預けられるのは、安心感が違います。
本駒込陵苑の周辺には、「夏目漱石旧居跡(猫の家)」や森鴎外旧居「観潮楼」跡地、「森鴎外記念館」、「根津神社」、「東京大学本郷キャンパス」など、有名な散策スポットがたくさんあります。
本駒込陵苑からは少し離れますが、国の特別名勝「六義園」がおすすめ。歴史深い景観と、季節の移り変わりとともに表情を変える自然がとても美しい大名庭園です。
本駒込陵苑が他の納骨堂と異なる点は、上質な和モダンを追求した内装デザイン。礼拝室のモザイクタイル画は一つひとつ異なり、来苑時によってデザインが変わる可能性が高いので、参拝を重ねても飽きないようになっています。
豪華さや上質さを体感できるのはもちろん、規模の大きさを活かした施設の配置も印象的でした。待ち合わせ、参拝中、参拝後、葬儀・法要後のシーンなどで休憩を要するタイミングには、必ず休憩スペースが置かれていて、来苑者の気持ちを汲んだつくりになっているなと感じました。
また、本駒込陵苑では、生前購入をした際、納骨するまでの期間、年間護持会費が不要になったり、葬儀や法要、会食での施設が無料で利用できる(お布施や手配料等は別途)、嬉しいサービスも満載。まさに痒いところに手が届く、利用者への配慮が行きとどいた納骨堂です。
宗旨宗派不問・檀家になる必要なし 東京で人気の永代供養可能な納骨堂3選
収蔵可能人数 | 1~8名 |
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販売価格 | 85万円~ |
年間護持会費 | 12,000円/13,000円 |
アクセス | 都営大江戸線「蔵前駅」より徒歩5分 |
収蔵可能人数 | 1~8名 |
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販売価格 | 80万円~ |
年間護持会費 | 12,000円 |
アクセス | 東京メトロ南北線「本駒込駅」1番出口より徒歩3分 |
収蔵可能人数 | 1~8名 |
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販売価格 | 86万円~ |
年間護持会費 | 15,000円 |
アクセス | JR山手線「目黒駅」東口より徒歩3分 |